Recruiting Site
永富 安和

課題の本質にこだわり、正しく解決する。

2018年 システム開発部 インフラ開発ユニット

永富 安和

現在の仕事内容は?

インフラ開発ユニットのインフラエンジニアとして、マイクロアドのシステムを支えるインフラの開発・構築・運用を行っています。 マイクロアドはパブリッククラウドとオンプレミスの両方を利用していますが、中心となるのはオンプレミスとなり、データセンターにて約1,400台の物理ホスト、約100VMの仮想ホストとなる比較的大きな規模のインフラを持っています。そのインフラにおけるネットワーク環境をふくめ、サーバの選定からミドルウェアの導入やインフラ監視をすべてインフラ開発ユニットで行っています。 そこで私はデータプラットフォームおよびコンテナプラットフォームの開発・運用を中心に担当しています。他にもインフラ運用に伴う自動化や、インフラ監視のプラットフォームにも関わっています。そして、主に担当しているデータプラットフォームやコンテナプラットフォームは、分散システムを前提にしており、特にデータプラットフォームについては、総容量が約2ペタバイトとビッグデータといっても差し支えない規模感になっており大規模インフラを扱える非常に貴重な経験が出来ています。 また、Data Lakehouse(Apache Iceberg・Apache Spark/Trino)やKubernetes・Rancherといった規模を活かした興味深い技術も扱うことが出来るので日々刺激的な毎日を過ごしています。

マイクロアドに入社を決めた理由は?

入社する前まではWeb広告領域で働くイメージはなかったのですが、社外の勉強会で知り合った当時チームにいたメンバから誘われてマイクロアドを知ったのがきっかけでした。 そして入社を決めた理由は、大きく以下の2点です。 1点目は、エンジニア組織の方向性や雰囲気です。 これはカジュアル面談や技術ブログなどを通じて、インフラ開発ユニット(当時は基盤開発グループ)のやっていることやエンジニア組織の制度・雰囲気(自律して行動しやりきる人を称賛する文化)が自分に合っていそうだったことや、プライベートの技術コミュニティの運営やその活動にも理解がある点です。 2つ目には、今後のキャリアで主軸にしたい技術スタックが経験できる事がマッチした点です。 これは、今後のキャリアとして「データ」を扱うビジネスドメインの企業で働きたいと考えていたことや、今後のキャリアの技術の柱にしたいと考えている「データプラットフォーム」と「コンテナプラットフォーム」に関連する技術について大規模に取り組める点がです。

これまでのキャリアは?

中途入社なので、これまで、2社経験し、3社目となります。 私のキャリアは、独立系SIerでの組み込みエンジニアとしてキャリアをスタートしました。家電メーカーのIHクッキングヒーターのマイコンシステム開発から始まり、その後、勘定系システムやビルの調光制御システム、家電メーカーの顧客向けサイトの再構築にてフルスクラッチでSSOの開発を行いました。1社目では様々な業界で多様なシステムに携われる一方で自社の製品の開発がしたいという思いから2社目に転職しました。 2社目はプリントシール機(プリ機)を中心としたエンターテイメント事業の会社でプリ機のシステム開発を行いました。これまではアプリケーション開発者としてキャリアを詰んできましたが、アプリを支えるミドルウェアといったインフラの周りの技術に対して興味が湧いてしまい、ちょうどここがキャリアの転機となりました。 数年後、プリ機のデータ基盤の再構築の案件のポジションが空いたので、これまでのプリ開発の経験を活かしてデータ基盤の再構築の案件を行うインフラエンジニア(どちらかというとデータエンジニア)兼リーダとしてのキャリアにスイッチしました。そこでは未経験からデータ基盤を1から作り直すことになるのですが、ここでは話しきれないくらい沢山のエピソードになってしまうので、この辺りにします。 マイクロアドに入社してからは、これまでインフラ開発ユニットにてインフラエンジニアとして、チーフからシニアエンジニアへとキャリアを積んでいます。

仕事で大切にしていることは?

私は、課題の本質を見極め、適切な解決策を見つけることに注力しています。 ユニット業務の特性上、様々なユニットから多様な依頼が来ます。その為、依頼内容をそのまま対応していまうと、後から「〇〇もしておくべきたった」、「よくよく考えると不要だった」、「本当は△△の方が良かった」など、手直しまたはそもそも対応不要な事が多々あります。そこで、ただ依頼内容をそのまま対応するのではなく、その背景を理解し、最適なアプローチを見つけることを大切にしています。これはチーム内外での協力を促し、より効果的な解決策を生み出すことが出来るので大切な行動指針としています。